岩木省吾

就職活動時は「世界と日本を繋ぐ仕事がしたい」と考えていた岩木さん。最終面接時に当時の会長が「積極的に海外拠点を増やして新しい人材を登用し、失敗を恐れずに海外ビジネスへチャレンジしていく」と話していたのを聞き、海外ビジネスに携わるチャンスがあると考えてDJKへの入社を決意したようです。そんな岩木さんに海外駐在員として働く面白さや難しさ、日本との違いについて伺いました。

どのような仕事を
しているのですか?

アメリカのヒューストンにて、プラント機器関連の営業を行っています。主には、日系化学会社のアメリカ進出に合わせて世界各地から競争力のあるプロセス機器を調達し、プラント立ち上げのスケジュールに合わせて納期管理、輸送アレンジなどの調整を行います。プラント機器の調達先は日本や欧米を始め、中国、インドと多岐に渡るため、DJKの各拠点と協業してプロジェクトを進めることが多いです。また、世界の中でもヒューストンは石油やガス開発の主要拠点になるので、最新のマーケット情報や、パートナーのメーカー情報をDJK各拠点に随時レポートする役割も担っています。「商社は人材が資産」という方針のもと、支店内の各メンバーが最大限パフォーマンスを上げられるようなモチベーション、仕事環境、仕組みを整えることもマネージャーの大きな役割の一つとして意識しています。

海外現地で働く
面白さや難しさは
どのようなところですか?

アメリカでは自分がどのようなキャリアを築いており、何に自信を持っているのかが重視されるため、自分自身のアイデンティティを強く自覚する必要があります。アメリカはさまざまな国籍、文化、思想を持った人材が働いていますので、ビジネスの面ではオリジナルな経験をいかにたくさん持っているか、そしてその経験をどれだけ仕事に生かせているかが大きな評価基準になります。既に成熟した国であるにも関わらず、今もなお次々にイノベーションが起こっているのはこうしたオリジナリティを強く持つ文化に起因しているのではと感じています。

駐在国と日本の違いは
どんなところですか?

普段の生活において、日本人は過剰な商品説明や「お客様は神様」といった対応に慣れているかもしれませんが、アメリカはアバウトな場合が多いです。例えば、洗剤のパッケージに、用途として「All Purpose(何にでも使えます)」と書かれていたり、レジに長蛇の列が出来ていても他の店員がサポートすることなく、さらに待たせたお客様に対しても屈託のない笑顔で「元気?」と話しかけてくることもあります。最初は戸惑うことが多いですが、気がつくとさまざまな事を受け入れるようになり、物事に対して寛大になれます。

海外に行ってみて
分かったことや、
気づきを教えてください。

アメリカで仕事をしていて思うことは、日本人は目標に対して硬直的過ぎることです。例えば、アメリカ人と日本人がある仕事をした際、90%まで仕上げるのにそれぞれ1時間かかったとします。すると、日本人は100%を目指して更に10時間かけてでも残りの10%を仕上げようとします。一方、アメリカ人は90%完了した時点でこれ以上の作業は効率が悪いと判断すると、当初の目標を再検討して場合によってはゴールを90%に変更するといった柔軟性を持っています。日本人は100%に仕上げないと次のステップへ進めない性分が強く、生産性を度外視してしまうことが多いですが、アメリカ人は「生産性」と「自分の限られた時間」という観点を強く意識しているので、最大限成果を上げるためのゴール設定が上手いように感じています。もちろん仕事内容によっては目標を固定して進めた方が良い場合もありますが、「物事をより柔軟に捉える」といった選択肢を持つことは、判断のバリエーションを増やす意味でも意義があると思います。

このインタビューを
読んでいる学生の方へ
メッセージをお願いします。

インターネットや説明会で得られる情報は限定されていることが多く、入社後にさまざまなタイミングでギャップに直面することがあるかと思います。私も大仰なことを言える立場ではありませんが、社会には「困難なこと」「面倒なこと」が溢れているということを事前にあえて頭に入れて頂いた方が良いでしょう。みなさん自身の考え方や経験、コミュニケーション能力をフルに使って社会の困難さを切り抜け、より良い方向へ変えていくことに挑戦して頂ければと思います。商社は常に新しい考え方を持ち、変化し続けていくことが求められますので、是非ともみなさんの力をお貸し頂ければ幸いです。お待ちしています!

プロフィール

  • 岩木 省吾
  • SHOGO IWAKI
  • DAIICHI JITSUGYO (AMERICA), INC.
    ヒューストン事務所
    Sales Manager
  • 2007年入社
  • 第一文学部卒

一日のスケジュール

08:00
出社
09:00
メールチェック、客先との打合せスケジュールを調整
12:00
車で客先へ移動(途中でハンバーガーをテイクアウトして車中でランチ)
15:00
客先にて受注済機器の進捗打合せ
17:00
車で事務所へ移動
18:00
事務所に戻り、打合せレポートや見積依頼メール(アメリカ人は朝が早いので夜のうちに依頼事項は入れておきます)
19:00
客先と会食(テキサスならではのステーキ)
22:00
帰宅

社会人お薦めグッズ

Google Map (アメリカでもこれがあればいろいろなところに時間通りに行けます)

一問一答

  • Question
    語学はいつから
    勉強していましたか?
    Answer
    本格的に始めたのは
    入社5年目からです
  • Question
    大学時代の
    サークルや部活は?
    Answer
    特に無し
  • Question
    商社で働くことの醍醐味は?
    Answer
    出会う人や
    タイミングによって
    仕事も人生も
    左右されるところ
  • Question
    第一実業のここがスゴい!
    Answer
    挑戦に寛容なところ
  • Question
    モチベーションを
    あげるコツは?
    Answer
    過去の案件での悔しさや
    失敗を思い出して、
    次こそはと
    モチベーションを上げます
  • Question
    将来の夢は?
    Answer
    海外拠点で外国企業との
    ジョイントベンチャー(共同企業体)を立ち上げ、
    日本と相手国の双方に
    貢献したいです
  • Question
    お休みの日は
    何をしていますか?
    Answer
    妻と息子と
    買い物や遊びに
    出かけています
  • Question
    おススメ商社マン(社会人)グッズは?
    Answer
    Google Map